TRIMUI BRICK PRO【↑】 vs RG40XXV!【↓】CPUクロックが高いのにベンチマークで負ける理由とは?

Kisa子
Kisa子

先生、ちょっと気になってることがあるんですけど聞いていいですか!?
TRIMUIから最新の「TRIMUI BRICK PRO」がありますよね!
これって、私が以前から持ってる「ANBERNIC RG40XXV」と比べて性能って下になっちゃうんでしょうか…?

博士
博士

Kisaさん、良いところに目をつけましたね!
結論からズバッと言うと、純粋なマシンパワー・処理性能としてはRG 40XXVの方が上になりますよ。

Kisa子
Kisa子

ええっ、そうなんですか!?
でもスペック表を見ると、Brick ProのCPU(Allwinner A133P)は最大1.8GHzで、RG 40XXV(Allwinner H700)は1.5GHzですよね?
AnTuTuベンチマークのスコアを見ても40XXVの方が高い数字を出してるみたいなんですけど、なんでCPUのクロックが高いのに負けちゃうんですか…?不思議すぎます!

博士
博士

ふふっ、そこがカタログスペックの面白い罠なんです。
確かにCPU単体の最大瞬間風速(クロック)は1.8GHzのBrick Proが勝っています。
でも、ベンチマークやゲームの快適さは「トータルバランス」で決まるんです。理由は大きく分けて3つあるんですよ。

博士
博士

① GPU(グラフィック)のパワー差!
40XXVの「Mali-G31 MP2」に対して、Brick Proの「PowerVR GE8300」は超省電力・低コスト寄りの設計です。3Dグラフィックの演算能力(FP32)でいうと、40XXVが倍近く強いので、総合スコアで大差がつくんですね。

博士
博士

② メモリ転送速度(足回り)のボトルネック!
40XXVは高速な「LPDDR4」ですが、Brick Proは「LPDDR3」です。いくらCPUの頭の回転が速くても、データの受け渡しをするメモリ(手足)が遅いとCPUが待ちぼうけを食らってしまいます。

博士
博士

③ 発熱によるクロック低下(サーマルスロットリング)!
密閉された小型ゲーム機の中で1.8GHzを回し続けると、すぐに熱がこもってしまいます。安全装置が働いて1.2GHz〜1.4GHz前後まで自動で落とされてしまうんです。対して40XXVは1.5GHz設計で熱バランスが良いので、実効パワーを安定して維持できます。

Kisa子
Kisa子

なるほどぉぉ!!そういうトータルバランスで勝っているっていうことなんですね!
エンジンだけ高回転まで回せても、トランスミッションや排気量が追いついてないと車は速く走れない…みたいな感じですね!

博士
博士

まさにその通り!完璧な理解です!

📱 スーファミの画面で比べても画質の差は出るの?✨

Kisa子
Kisa子

でも先生、Brick Proって画面解像度が1024×768(3.95インチ)もあるじゃないですか!40XXVは640×480ですよね。
これって、元の解像度が低いスーファミ(256×224)みたいなレトロゲームを遊ぶときでも画質の差って出るんでしょうか?
高解像度な分、処理落ちしたりしないのかな…?

博士
博士

まず処理落ちについてですが、スーファミ程度ならBrick Proでも常時60fps張り付きで余裕なので一切心配いりません!
そして画質の差は、スーファミでも驚くほどハッキリ出ますよ!

Kisa子
Kisa子

えっ!スーファミでも綺麗に見えるんですか!?
でも、画面いっぱいに引き伸ばすと割り切れない倍率(非整数倍)になりますよね?
3.4倍とかならいいですけど、3.44倍とか端数が出るとやっぱりドットが滲んだりしないんですか…?

博士
博士

Kisaさん、鋭すぎますね!
理論上は、画面いっぱいに拡大すればどちらも「にじみ(補間)」が発生します。液晶のドットは0.4個分だけ光らせることができませんからね。
ですが、「ピクセルの細かさ(密度)」が段違いなんです!

【豆知識】PPI(画素密度)ってなに?

PPIとは「Pixel Per Inch(ピクセル・パー・インチ)」の略で、「1インチ(約2.54cm)四方の中に、画面のドットが何個ギュッと敷き詰められているか」を表す数値です。

写真の印刷に例えると分かりやすいですが、同じ大きさの紙でも「粗いスタンプで押した絵」より、「極細ペンの点々で描いた絵」の方が圧倒的にキメ細かくキレイに見えますよね。

  • RG40XXV(約200PPI):レトロ液晶らしい適度なドット感
  • Brick Pro(約324PPI):印刷物のように粒が見えない高精細

一般的に「300PPIを超えると人間の肉眼ではドットの粒々が判別できなくなる」と言われています。画面サイズはどちらも約4インチでほぼ同じですが、Brick Proはドットの密度が段違いに高いため、文字の輪郭や細かいラインが滲まずパキッと綺麗に表示されるんです。

博士
博士

RG 40XXV(約200PPI)はマス目が大きいため、引き伸ばして滲んだ境界線の幅が目立ちやすいです。
一方、Brick Pro(約324PPI)はマス目が針の先のように細かいので、にじみの幅が極小になって人間の目には「めちゃくちゃクッキリ」に見えるんですよ!

博士
博士

さらにBrick Proなら、上下に少しだけ黒帯を入れて「縦3倍(整数スケーリング)」にしても、672ピクセル分を贅沢に使えます。
1ドットが完全に3×3ピクセルで描画されるので、一切にじみのない完全なドット絵を大きな画面で堪能できるんです。フォントの潰れもありませんし、走査線シェーダーも驚くほど美しく乗りますよ。

Kisa子
Kisa子

なるほど〜〜っ!マス目が細かすぎてにじみが気にならないし、3倍表示でもしっかり大きいんですね!すっごく納得がいきました〜っ!

「💡 まとめ:どっちを選ぶべき?」

博士
博士

最後に、選び方をシンプルにまとめておきましょう!

・ANBERNIC RG40XXV がおすすめな人 「少しでも処理パワー優先!」という方。GPUとメモリが強いので、ドリームキャストやN64、PSPなど、少し重たい3Dゲームを粘り強く動かしたいならこちら!

・TRIMUI BRICK PRO がおすすめな人 「画面の美しさ・操作性・スタミナ優先!」という方。1024×768の超高精細液晶、デュアルホールスティック、5000mAhバッテリーを搭載。スーファミ、PS1、GBAなどの2Dレトロゲームを最高の環境で遊び倒したいなら最高の選択肢です!

Kisa子
Kisa子

「中身のエンジン(パワー)が強い40XXV」か、「外装・液晶まわりが超リッチなBrick Pro」か、自分がどんなゲームをメインで遊びたいかで選ぶのが正解ですねっ!
先生、詳しく教えていただきありがとうございました〜っ!

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プロフィール
金沢紀沙

「初心者目線で説明する初心者!」が私のモットーです。

2021年から、大好きなガジェットやラジコンの魅力をYouTubeとブログで発信中。 難しい専門用語は出来るだけ使いません!「私のような初心者の方でも、一緒に楽しめるように」という目線を一番大切にしています。

ブログでの詳細な製品レビューや、Amazon・楽天で使える簡易ビデオ制作など、どんどんお受けしています。製品の良さを優しく、丁寧に広めるお手伝いをさせてください! お問い合わせ:kisachan.gajetto2@gmail.com

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