
DメインやCメインを走っているとね、Aメインで走っている方の車の速さが全然違うのです。速くなりたいと思っていても、そもそも何か車の速度が違うのです。確かに操作技術だけでは無くて、何といいますか普通車に軽自動車で挑んでいる感じで絶対的な速度が違うのです。
TTカップを見ているとそこはあまり触れてこない当たり前の領域なのかどうかはわかりませんし、腕が伴なっていないから、話が出ないかはわかりませんが、そこにある速さについて気になったので調べてみました。会話を元に効果があるかないかで一応理論上という事で見ていきます。
①気になる1つ目!! アンプを変えると速くなる?
今は基本的に初心者の方は、お手軽にクイックラン1060というホビーウイングのアンプを使っています。何故か古いモードのもが存在する用で5V2Aのものがあるそうですが・・w 私が言うクイックランは6V3Aの物をさしています。
このアンプは60A流せるそうなのです まぁ意味は解っていませんが、私の解釈としては、23ターンのスポチュンなら回るけど、もっと速いモーター回すにはしんどいよ~っていう解釈です。要するに速いモーターはこのAを必要としてくるので、より速いモーターを回すにはこの数字が高い方が良いのですが Nモーターなので、基本必要か?ということでしらべて見ました。
結論から言うと、Nモーター(ノーマルモーター)に高級アンプを組み合わせても、期待するほどの大きな速度向上効果は得られません。
速度向上効果が小さい理由
Nモーターの性能を決定づけているのは、アンプではなくモーター自体の設計です。
- 最高速度はモーターの特性で決まる
- モーターの回転数(最高速度)は、基本的にモーターに加わる電圧に比例します。
- 高級アンプとQuicRun 1060(クイックラン1060)の性能差は、主にESC内部のON抵抗値にあります。ON抵抗値が低いほど、ESCを通過する際の電力損失(電圧降下)が小さくなります。
- しかし、Nモーターはもともと電流(パワー)要求が小さいため、QuicRun 1060でも大きな電圧降下は発生していません。高級アンプに交換しても、モーターに加わる最大電圧の差はわずかであり、最高速度が劇的に速くなることはありません。
- モーターがボトルネック
- Nモーターのトルク(力)と回転数(速度)は、そのコイルの巻き数や磁石の強さで制限されています。
- 高級アンプは、大電流を流すことでハイパワーなモーターの性能を最大限に引き出すために設計されています。Nモーターでは、アンプの持つ高い電流供給能力を使いきれません。
高級アンプに交換するメリット
速度は向上しなくても、高級アンプには以下のようなメリットがあります。
- フィーリングの向上:スロットル操作に対するレスポンスが向上したり、低速域での制御がよりスムーズになったりする場合があります。
- 高い耐久性:高価なアンプは、高品質な部品(FETなど)を使用しているため、熱に強く、過酷な使用環境での耐久性が高くなります。
- 将来性:将来的にスポーツチューンモーターやハイパワーなブラシモーターに交換した際、アンプをそのまま流用できます。
速くしたいなら… レギュレーションは外れてしまうのでw
Nモーターを速くしたい場合は、アンプを交換するよりも、モーター自体を交換する方がはるかに効果的です。
- モーター交換:タミヤのスポーツチューンモーターなど、ハイパワーなブラシモーターに交換する。これが最も手っ取り早く体感できる方法です。
- バッテリー:より高出力なLiPoバッテリー(2セル)を使用する。
- ギヤ比:ピニオンギヤを大きくする(最終減速比を高くする)。
Nモーターのままでは、アンプをどんなに高級なものに替えても、そのモーターの性能限界を超えることはできません。
②気になる2つ目!! キャパシタを付けたら速くなるのか?
モーターが要求する電力が足りなくなるからある方が良いよ とか、 これがあると速くなるという事を聞くのですが、付けている人は付けている、そう感じない人は付けていない(笑)まぁそれは当たり前かな、いると思う人から聞くといるという 要らないと思う人から聞くと要らないという(笑)では実際どうなのか??
**ノーマルモーター(Nモーター)**で走らせる場合、キャパシタを別途追加する実用上の必要性はほとんどありません。
Nモーターにキャパシタが不要な理由
- ESC(1060)の標準能力で十分
- ホビーウイングのQuicRun 1060のような高性能なESCには、すでに小型のコンデンサが内蔵されています。
- Nモーターは消費電流が小さく、ESCがバッテリーからスムーズに電力を供給できるため、内蔵キャパシタの補助能力で十分に瞬間的な電圧降下をカバーできます。
- モーターの負荷が小さい
- Nモーターを標準的なギヤ比で使用する場合、モーターの負荷は軽いため、ESCがバッテリーパワーの範囲内で余裕をもって電流を供給できます。そのため、外部キャパシタが提供する**「瞬間的なパワー補助」の恩恵は非常に少ない**です。
追加する必要がある場合
外部キャパシタの追加が検討されるのは、以下のような、モーターの負荷や電流要求がノーマルモーターのレベルを超えた場合です。
- スポーツチューンモーターなど、より高出力なブラシモーターを使用する場合。
- 極端に低いギヤ比(高い負荷)で走らせる場合。
- アンプが発する電波ノイズがひどく、受信機への干渉(ノーコン)を解消したい場合。
Nモーターはもともと電流要求が控えめなので、現状のQuicRun 1060だけでも十分快適に走行できます。追加する費用や手間を考えると、特に必要性はないと言えるでしょう。👍
③気になる3つ目!! 放電って必要??
なんといいますか・・・一度充電した電気を捨てるのが勿体ない貧乏性なわたくし・・・一度温めたご飯を冷凍してから解凍しなおして食べる ごはん・・・・・ちょっと違うかw
普通の感覚ですと1寿命減らすよね~とか思ってしまいます。500回充電できるなら、500回使えるとそう思っていますが、250回しか使えない・・そんな気がイタシマツ。勿体ないお化け出そう・・。
RCカーの世界で言われる、「放電してから再充電して温めて使う」というテクニックは、特にレースなど最高のパフォーマンスを引き出したい場面で効果がある手法です。
LiFe 2200mAhバッテリーの場合、普通に充電して走らせるのと、高容量放電後に再充電して温めて走らせるのとでは、以下の違いが生まれます。
走行性能への違い
項目 | 普通に充電して走らせる | 放電→再充電→温めて走らせる |
バッテリーの状態 | 通常の状態。走行開始時は常温。 | 「活性化」され、走行開始時は最適な温度。 |
初期のパンチ力 | 少し控えめ。気温が低いと、内部抵抗が高まりパンチ力が出にくい。 | 最大限のパンチ力が出る。バッテリーが温まっているため、内部抵抗が下がり、大電流を流しやすい。 |
走行中のフィーリング | 徐々にバッテリーが温まり、中盤からパワーが出てくることが多い。 | スタート直後から最大出力に近いパンチ力を発揮できる。 |
手間・安全性 | 手間なし。 LiFeはメモリー効果がないため、継ぎ足し充電でOK。 | 手間がかかる。特に放電は時間がかかる。また、熱を持った状態での充電は厳禁なので、温度管理が重要。 |
効果の理由:「活性化」と「温度」
このテクニックが効果を発揮する主な理由は以下の通りです。
- セル電圧の均一化と活性化(放電→再充電)
- LiFeバッテリーは基本的にメモリー効果がないため、「放電してから充電しないと容量が減る」という心配はありません。
- しかし、高容量(ハイレート)で一度放電してから充電をやり直すと、セル間の電圧バランスがより正確に揃い、**バッテリー内部の化学反応が「活性化」**され、大電流を流す準備が整うと言われています。(特に古いバッテリーや長期間放置したバッテリーに有効とされることがあります。)
- 内部抵抗の低下(温め)
- リチウム系バッテリー(LiPo、LiFe)は、冷えている状態だと内部抵抗が高くなり、モーターに大電流を流そうとしてもパワーロスが生じ、パンチ力が落ちます。
- 人肌程度(約30〜40℃)に温めてから走行させることで、内部抵抗が低下し、バッテリーが持つ本来の最大出力をスムーズに引き出せるようになります。
まとめとアドバイス
- 通常の走行:手間をかけず、シンプルに充電して走らせるで十分です。
- レースやタイムアタック:最高の加速やパンチ力が要求される場合は、放電→再充電→温めのプロセスを踏むことで、走行開始直後からトップパフォーマンスを引き出すことができます。
ただし、バッテリーは熱に弱いため、充電直後の熱を持った状態で走行させるか、走行前に人肌程度に温めるのが理想的です。熱くなりすぎないよう注意してください。
④気になる4つ目!! モーターの慣らしって重要?
タミヤがわざわざ適当な部品入れてると思う??慣らしだなんて・・そのまま使ってもモーターは電気さえいれば回るのに、手間暇かけて回しても・・・ そう思ってる方が多いと思います。ラジコンレースを真剣にされている方は、ボールデフ、ギヤ、など 様々部分を慣らししているのです。組み立てて さ~ ごーーーって 思っていましたが実に違うそうで確かに組み立てるネジひとつの回し方でも車の癖が変わるって・・・ええええ ですよね。
1. モーターの慣らしとは何か?
モーターの慣らし(ブレークイン)とは、新品のブラシモーターを非常に弱い電力で、長時間(または短時間で集中して)低速回転させることで、内部の部品を滑らかにする作業です。
この作業が必要なのは、ブラシモーターが**「ブラシ」と「整流子(コミュテーター)」**という金属同士を接触させながら電気を流しているからです。
2. なぜ慣らしが必要なのか?(必要性)
新品のブラシモーターは、このブラシと整流子の接触面がザラザラしていたり、十分に密着していなかったりする場合があります。
部品 | 役割 | 慣らし前(新品)の状態 | 慣らし後(スムーズ)の状態 |
ブラシ | 整流子に接触し、電気を流す部品。 | 整流子との接点が不完全。 | 整流子の形に合わせて馴染み、接触面積が最大化する。 |
整流子 | コイルに電気を流す向きを切り替える部分。 | 表面が粗く、ブラシとの摩擦が大きい。 | 摩擦により表面が磨かれ、鏡のように滑らかになる。 |
慣らしを行うことで、この接触面の抵抗を極限まで減らし、モーターが持つ本来の性能をスムーズに引き出せるようになります。
3. モーターは本当に速くなるのか?(効果)
結論:Nモーターでも、慣らしを行うことで確実に速くなります。
慣らしによって接触抵抗が減ることで、モーターの効率が大幅に向上します。具体的には以下の効果が期待できます。
✅ 1. 最高回転数(速度)の向上
接触抵抗が減るということは、同じバッテリー電圧でもモーターに流れる電気がスムーズになり、より速く、より高い回転数で回れるようになります。
✅ 2. トルク(パンチ力)の向上
電気的なロスが減ることで、モーターの持つ**力(トルク)**がロスなくタイヤに伝わるようになり、加速性能や坂道でのパワーが向上します。
✅ 3. 発熱の抑制と走行時間の延長
抵抗が大きいと、摩擦や電力損失により熱が発生します。慣らしで抵抗が減ると、発熱が抑えられ、結果的にエネルギー効率が向上するため、同じバッテリーでも走行時間が長くなる傾向があります。
Nモーターは比較的扱いやすいモーターですが、慣らしをすることで眠っている潜在能力を引き出すことができます。
初心者のためのRCカー性能アップ講座:総合まとめ
お手持ちのRCカーの性能を引き出す方法について、「アンプ交換」「バッテリー調整」「キャパシタ増設」、そして「モーター慣らし」の4点から解説します。
1. モーターの慣らし(ブレークイン)の効果 🏁
ノーマルモーターを含め、ブラシモーターには**「慣らし(ブレークイン)」**を行うことで、走行性能を確実に向上させることができます。
項目 | 効果 | 理由 |
最高速度/パンチ力の向上 | 慣らし前よりもモーターの回転数とトルク(力)が向上し、速くなります。 | モーター内部の**ブラシと整流子(コミュテーター)**の接触面が滑らかになり、電気抵抗が減少するため、モーターがよりスムーズに、効率よく回転するようになります。 |
効率の向上 | 同じ走行時間でも、バッテリーの消費が抑えられ、走行時間が長くなる傾向があります。 | 抵抗が減ることで、熱の発生が抑えられ、モーターの効率が上がるためです。 |
結論: モーターの慣らしは、Nモーターでも確実に効果が出る、最も基本的なチューニングの一つです。高級な機器は不要で、低電圧(低い電池残量など)で低速で長時間回すなどの方法で行われます。
2. アンプ交換 vs バッテリー調整 vs キャパシタ増設
モーターの慣らし以外のチューニングについて、Nモーターとの組み合わせでどの程度効果があるかを再度まとめます。
チューニング方法 | 主な効果 | Nモーターでの効果度 | アドバイス |
アンプの高級品への交換 | スムーズな制御、電力損失のわずかな軽減。 | 低い(最高速は変わらない)。 | アンプの持つ大電流性能を活かせません。モーター交換が優先です。 |
LiFeバッテリーの温め | 走行開始直後からのパンチ力・レスポンス向上(活性化)。 | 高い(体感しやすい)。 | 低温時にバッテリー本来の性能を引き出す必須テクニックです。 |
キャパシタの増設 | 瞬間的な電力補助、ノイズ対策。 | 非常に低い。 | Nモーターではアンプ内蔵のキャパシタで十分。ハイパワーモーターに交換するまで不要です。 |
3. Nモーターを速くするための推奨ステップ
NモーターとQuicRun 1060という組み合わせで、RCカーを「速く」するための効果的な手順は以下の通りです。
- 【必須】モーターの慣らしを行う。
- モーター本来の性能を引き出し、確実に速くなります。
- 【推奨】走行前にLiFeバッテリーを温める。
- 内部抵抗を下げ、最高の加速とパンチ力を引き出します。
アンプ(1060)とキャパシタは、ハイパワーモーターに交換するまでは現状のままで十分な性能を発揮できます。
色々な状況下はあると思うのですがNモーターレースというのは、どこにでも存在するもので何をすれば速く車が走ってくれるのかという遠回りな答えより近道が分かった気がします。充放電についてのノウハウってあんまり聞く事も無く初心者のうちは、高額なので手を出しずらいしオススメとしても言いにくいですよね。
直線で追いつかない理由・・・わかりましたでしょうか・・私は調べててよく分かった気がします。アンプやキャパシタにお金かけるよりまずは、モーターの慣らしをしっかりして、放電して充電するとAメインのパンチが出るんですね!!
※最後に規定がもし無いのであれば 接点復活材でモーターのコミュの所に吹きかけるとそれも速くなります。裏で仕込む方たくさんいるみたいです。 一発物ですがね。予選には使えそうです
ん~ 放電気 欲しいですww 充電器についている放電込みのもありますが・・1個仕上げるのに何時間もかかってしまうので、アリエクで19000円か~ クーポン使えるかな・・悩む~ぅぅ PCでデーターがとれるって・・・ イベントに来てくれている人のバッテリーのデーターを作ってあげたい。。。どのバッテリーが当たりとか解るんですよね。(もしかしたら見てもわからんかもですが・・)
安くつけるならペットボトルウオーマーで40度に温める物がよさそうです試してはいないので・・ただ40度って飲むにはぬるすぎへん??w

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にしても・・・放電気高いww足元見てる製品なのかな(;´Д`)
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